【蓮政寺境内】 |
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蓮政寺は慶長三年、加藤清重公一門の菩薩寺
として建立せられた名刹であり細川忠利公も
肥後入国と同時に礼を厚うして敬意を表され
ました。その折おみやげとして蓮政寺に百石
、日遥上人隠居料として百石計二百石の目録
を与えられました。加藤清重公は幼名喜太郎
、喜左衛門清重と言われ、いすれにしても清
正公の重臣(叔父)であります。清正公は二
十余才で肥後の国主となられやがて朝鮮役に
出陣、九ケ年間留守をせられました。その間
清重公は留守役として肥後の政治を執られま
したが蓮華のような立派な政治を執られたと
云う意味でこの菩提寺を蓮政寺と称するので
あります。
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