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平素より私ども熊本市駕町通り商店街振興組合の諸活動に対し一方ならぬご支援・ご
協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、この度、長年の課題でした当組合ホームページを上程する事と致しました。
市民の皆様に私ども商店街の事をもっと知っていただきたい、又市民の皆様からのご
意見・ご感想を直接把握したいとの思いからです。
立ち上げたからには、皆様のご意見を伺いながら、少しでも良いホームページになる
様育てて行く所存です。どうぞ宜しくお願い致します。
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熊本市駕町通り商店街振興組合
理事長 谷口 正氣 |
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駕町通り商店街は、政令指定都市熊本の市中心部に位置する商店街です。
街一番の繁華街「下通り商店街」の東側に並行した市道約280mの通りです。
「上通り商店街」「新市街商店街」に隣接し、近くに熊本城・熊本市役所・ダイエー熊本下通店・熊本市立現代美術館・
くまもと県民交流館パレア・蓮政寺公園・小泉八雲旧居が在り、当商店街の中にも鶴屋百貨店・パルコ熊本店・カリーノ
下通店・日蓮宗蓮政寺等が集積し、歴史と現代が混在する街です。
商店街の出入り口である県道28号熊本高森線(通称:電車通り)の“通町筋”の電停及びバス停は、桜町の交通センターを
除くと、県下随一の乗降客数を誇る要所であり、城下町くまもとを代表するビュースポットでもあります。
駕町(かごまち)の由来は、その昔、この地一帯が代継宮の神田であった事から“神田原”“高田原”と呼ばれていまし
た。加藤清正公が、築城に当り代継宮とその神領を白川左岸に移し、跡地に侍屋敷を整備しました。“切米取り”と呼ば
れる同一職種に就く下級武士の為の屋敷・長屋と思われます。この通りは藩主とその一門の方々を乗せて運ぶ御駕籠衆の
居住地でしたから、俗に“御駕籠小路”とか“駕丁”と呼ばれました。ちなみに、駕丁の東の通りはいくさの時に幟を掲
げる御昇衆の居住地で“昇丁”、西の通りは藩主のお抱え力士の居住地で“相撲丁”と呼ばれ、明治12年に正式の町名と
なり、昭和40年まで、その町名が続いていました。
我々商店街は、昭和47年05月「熊本市中央街商店街振興組合」として設立。昭和48年10月当初の市道側のアーケードが
完成。平成04年03月 市道側の現行アーケードを完成。名称を「熊本市駕町通り商店街振興組合」へ変更して、街イメー
ジの一新を計りました。平成19年03月 市道側アーケードの改修を進め、更に通町側アーケードも一新して、現在に至っ
ています。
熊本市の平成22年度商店街通行量調査によれば、当商店街は、鶴屋本館西口横で1日平均11,334人(年間417万人)、ハッピ
ービル前で1日平均6,415人(年間234万人) の通行量です。現在、商店街両サイドに大小35の建築物が軒を連ね、約100の
事業所が活動しています。近年、物販を中心とする商店街から次第に飲食店・各種サービス業へのシフトが進み、朝の午
前09時から夜中の午前03時過ぎまで、「中心部で一番眠らない街」を自負しています。
今後共、熊本市中心市街地を形成する一員として、日常生活に必要な利便を提供する場のみならず、交流拠点・憩いの場
の空間として広く市民に愛される商店街を目指して、近隣商店街及び行政当局との連携強化して行く所存です。皆様のご
指導・ご鞭撻の程、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
平成24年01月吉日
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